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バリアフリーリフォームで考えたい5つの場所

年齢を重ねても安心して暮らせる住まいを考えるうえで、玄関・トイレ・浴室・洗面所・キッチンをどう見直すか整理します。

バリアフリーリフォームで考えたい5つの場所

「バリアフリーリフォーム」というと、手すりを付けたり段差をなくしたりする工事をイメージされる方が多いかもしれません。しかし実際には、住む方の年齢や身体の状態、家族構成、普段の生活動線によって、必要な対策は大きく変わります。

大切なのは、家全体を一度に改修することではありません。日常生活の中で「少し不便」「少し怖い」と感じている場所から見直していくことです。

玄関

玄関は住宅の中でも特に段差が生じやすい場所です。上がり框の高さが大きい住宅では、年齢とともに足を上げる動作が負担になったり、バランスを崩しやすくなったりします。

手すりの設置、段差の見直し、スロープの設置などが選択肢になります。将来的に車いすの利用を想定する場合は、道路から玄関までのアプローチも含めて考える必要があります。

トイレ

トイレでは「座る」「立つ」という動作を何度も繰り返します。便器の近くに手すりを設けるだけでも、立ち座りの負担を減らせる場合があります。

出入口の段差や扉の開き方も重要です。開き戸では、室内で転倒した際に扉を開けられなくなることがあるため、住宅の状況によっては引き戸への変更も選択肢になります。

浴室

浴室は水を使うため、住宅の中でも転倒事故が起こりやすい場所です。浴槽をまたぐ、濡れた床を歩く、立った状態から腰を下ろす、といった動作にも負担があります。

手すり、滑りにくい床材、浴槽の高さの見直しに加え、冬場は脱衣所と浴室の温度差を小さくする断熱や暖房も検討できます。

洗面所

洗面所では洗顔・歯磨き・着替えなどさまざまな動作を行います。車いすを利用する場合には、洗面台の下に足が入るスペースを確保したり、使いやすい高さに調整したりすることが重要です。

キッチン

キッチンは毎日使う場所だからこそ、身体への負担が積み重なりやすい場所です。調理台の高さが身体に合っていないと、腰や肩への負担につながります。

高い位置の棚を減らしたり、引き出し式収納を活用したりすることで、無理な姿勢を取る機会を減らせます。

現在の生活だけでなく、5年後、10年後も安心して暮らせるかを考えながら、その家に合った方法を選ぶことが大切です。

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