「家の階段が急で怖い」。築年数の経った住宅では、このようなご相談をいただくことがあります。若い頃には何とも感じなかった階段でも、年齢を重ねるにつれて上り下りが負担になることがあります。
階段の「蹴上げ」と「踏面」
階段の使いやすさを左右するのが、一段の高さと奥行きです。一段の高さを「蹴上げ」、足を載せる部分の奥行きを「踏面」と呼びます。
蹴上げが高く、踏面が狭い階段は省スペースですが、その分だけ勾配が急になり、上り下りの負担が大きくなります。階段を緩やかにするには、一段一段を低くし、足を載せる面を広くする必要があります。
階段だけ交換できないこともあります
既存の場所で階段を緩やかにしたくても、住宅の間取りによっては十分なスペースを確保できないことがあります。
- 階段の向きを変える
- 階段の位置を変更する
- 周辺の壁や収納を見直す
- 階段周囲の間取りを変更する
つまり階段リフォームでは、階段だけでなく住宅全体の動線を見ることが重要です。
手すりだけでも安全性は変わります
大掛かりな工事が難しい場合でも、連続した手すりを設けることで安心感が大きく変わることがあります。階段が暗い場合には、照明を明るくしたり足元灯を設けたりする方法も有効です。
家族の将来も考えた階段づくり
階段は一度作るとなかなか変更しない場所です。現在だけでなく、10年後の生活も考えて整えておくことが大切です。

